緑香村・新酒出来ました!

今季の新酒がご用意できました。

 

一昨日から店頭ににて販売中の  緑香村新酒。

今季は蔵元さんの仕込みスケジュールの都合で例年とはちょっと時期がずれましたが

ようやく販売開始でございます。

毎年良いお酒に仕上げてくれる美寿々酒造の皆さんと熊谷杜氏に感謝です。

 

何を今更感もありますが、お酒が出来るまでをザックリ振り返ると。

3月下旬から美山錦の種もみの芽出しをし

4月中旬から5月の田植えに向けて育苗。

5月中旬に田植えをし

9月に稲刈り。

酒蔵さんでは10月に入ると冬季の仕込み準備が始まり

それから3月までは酒仕込みの最盛期になります。

仕込みの期間中は

造るお酒の種類と仕込みに使用するタンクの順序に沿って

洗米・蒸米・麹菌を繁殖させ・麹米と蒸米を決められた量でまぜながら

次第に量を増やしつつ・発酵を経てお酒になります。

 

お酒の種類によって味の落とし所が違うので

発酵過程の温度管理や、醪の様子によって手を加えるなど

なかなか根気と繊細な感覚が求められる大変な作業です。

 

で、緑香村のしこみですが。

2月上旬から元立て(酒母をつくる)が始まり

2月中旬に仕込み作業を行って、それから発酵期間を経て3月中旬に出来上がりとなりました。

蔵の清水先輩手書きの仕込み経過表です。

気になる味はと言うと。

単純に    旨い!(笑)

香りも程よく立ち、特徴的な酸味も爽やかさを引き立て、

後口すっきりした切れも良し。

という事で、今年もお客様に自信をもってお薦めできる仕上がりになりました。

 

多くの皆さんに味わっていただけたらと思いますので

今年も緑香村をよろしくお願いいたします。

 

緑香村の板粕もご用意しましたが

少量につき売り切れの際はご容赦ください。(一袋324円です)

 

 

ご来店お待ちしております。  またお願いします。