美山錦の田植えです

予定通り田植え実行です

昨日・5月10日、美山錦の田植えを行いました。

前日の天気予報だと
午後からお天気が崩れそうでしたが
予定通り行うことにして
早朝から作業を始めました。
心配だった天気も午前中は穏やかで
順調に作業も進みました。

ちょうど植え付けも終わって
後片付け始めたら
予報的中
雨交じりの強風ということで
いいタイミングで作業が終わって助かりました、危ない危ない。

今年は苗の出来がちょうど良かったので
あまり神経使わずに
いい感じで植え付けが出来ました。

苗箱を運んだり
田植え機に積み替えたり
一人だとなかなか手間がかかるんですが
一休みしながらのんびりとやるのも
そんなに悪くなく
茶色い田圃が徐々に緑色になっていくのが
毎年見慣れてはいても
どことなく  わくわく して
結構好きな時間です。

田植えも稲刈りも
酒米を作るようになってから
それまでとは
田圃に向かう気持ちが変わって
「やらなきゃいけない」

「やりがいのある」
かなり前向きな状態に変わりました。
身体の疲れも
同じ疲れ方でも気持ちが違うから
笑い飛ばせるようになり
意味を持つことで色々な部分が
がらっと変わったんですね。

苗から育ててお酒を造る

初めはほんとに上手く行くのか?
だったのが
今では毎年の事になりました。
何年やっても新鮮な気持ちで
田圃に向き合えるのも
緑香村をつくるためであり
搾りたてのお酒と対面したときの
達成感のためであり
お客さんが喜んでくれた表情であり
色々な意味合いがあるんですが
一本のお酒の全てにかかわっているからこその
喜びや苦労みたいなものがあってこそ
なんですね。

何はともあれ
田植えが終わると
どことなくホッとします。
これからは
苗の伸び具合を見たり
水加減を見たりと
田圃の様子を見に行くのが
楽しみな
日々が始まります。