種まき

今年も緑香村の原料となる 酒米の「美山錦」作りに向けて
作業が始まる時期になりました。

まずは大事な苗を育てるところから。

3月末から水に浸けておいた種籾を育苗箱に撒いて
田圃脇に苗床を作って育てます。
我が家では「苗間」と呼んでます。

苗箱に土をひき
種籾をまき
また土をかぶせ 苗床に運んで並べ
小さいビニールハウスをで保温し
温度や湿度に注意しながら 育てて行くと  そんなイメージですかね。
ちょっと手間はかかりますが
昔からのやり方で続けています。

最近は大型のハウスで育苗したり
専業の方や農協に育苗を依頼するお宅も増えています。
稲作も高齢化や後継者不足
あるいは会社勤めで兼業農家の皆さんは
土日しか農作業が出来ないということもあってでしょう。

そんなわけで
4月15日に種まきと苗間作りをしました。
風も無く穏やかな天気だったので
作業は順調に終了。
ただし
腰をかがめての仕事なので
今日はちょっと腰痛(泣)です。

数日すれば芽が伸びて土から顔を出しますが
毎年芽が出揃うまではなかなか気をつかいます。

田植えまで1ヶ月
元気な苗が育ちますように。