長野県高等学校総合体育大会
平成28年6月3日・4日・5日
長野県高等学校 総合体育大会 剣道競技大会
会場:小諸市総合体育館
中信大会の結果を受けて
この日のために準備をし
とうとう迎えた県大会。
いよいよ決戦だ。
個人戦は出場権が得られなかった剣2号。
複雑な想いでいただろうが
その分団体戦に懸ける気持ちは強く
「そのつもり」で準備は整っただろう。
個人戦
松本深志高校からは男子1名が参戦したが
二回戦で敗退。
もう一歩で北信越大会出場だったが残念だ。
団体戦
インターハイ出場は優勝校のみ。
北信越大会は上位4校までと
いずれにせよ狭き門となる。
予選リーグは4校×8グループで争われ
上位2校が決勝トーナメントに進出となる。
女子団体戦予選リーグ
松本深志高校は
優勝候補の一角である長野商業高校と同組。
1位で予選突破は厳しいが
2位を死守してトーナメントに進みたいところだ。
初戦は4-1で快勝。
上々の滑り出しだが
次の長野商業戦は3-0で敗戦。
とはいえ
今までより粘りがきいた良い試合は出来ている。
次の試合に勝てば予選突破となる予選リーグ最終戦。
先鋒 2本勝ち
次鋒 引き分け
中堅 1本負け
副将 引き分け
大将 引き分け
最後までしっかり粘り僅差で勝利。
これで予選突破が確定 OK よくやった。
男子団体予選リーグ
決して簡単な組み合わせではないが
まずは1位で予選通過しなければならない。
初戦は長野高校戦。
副将までに2-1でリードした状況で剣2号。
1本取られると追いつかれるところだが1本勝ち。
3-1で勝利。
次は諏訪清陵高校戦。
またも副将までに1-1で競った展開で剣2号2本勝ちし
2-1で勝利。
予選最後は上田高校戦。
中堅までに2-0でリードし
そのまま逃げ切り勝利。
予選リーグ1位通過でトーナメント進出である。
さあ ここからだ。
女子団体戦決勝トーナメント
1回戦の相手は松本県ケ丘高校。
中信大会の優勝校なので決して分が良いわけではない。
しかし予選の戦い方でまとめればチャンスはあるぞ。
先鋒 2本負け
次鋒 引き分け
中堅 引き分け
副将 何とか粘って大将に・・・
しかし2本負け
大将 引き分け
残念ながら敗戦となってしまったが
このチームとしては健闘と言って良いんでないかい?
1年生が加わるまで3人で頑張ってきた3年生も
良い場面をたくさん見せてくれて嬉しかったぞ。
男子団体決勝トーナメント
トーナメント進出校はほぼ予想通り。
組み合わせは非常に厳しいが
とにかく一つ一つ集中して戦うのみ。
トーナメント1回戦
岡谷工業戦
先鋒 引き分け
次鋒 2本勝ち
中堅 1本負け
副将 引き分け
大将 引き分け
僅差であるが勝利しこれでベスト8である。
迎える準々決勝の組み合わせは
上伊那農業×松商学園
松本深志×長野日本大学
塩尻志学館×松代
屋代×長野商業
全て予選1位が勝ち上がっている8校。
どこも攻撃力・破壊力は抜群の学校ばかりだ。
特に長野日大と長野商業の攻撃力は 半端ない。
ここまでの試合
勝者数・取得本数ともに決して多くない我々が生き残るには
どこまで粘れて後半まで引っ張れるかだろうか。
いよいよ長野日本大学戦である。
1月の選抜予選決勝で対戦した時は
4-1で完敗している。
しかも中堅までに試合を決められるという
圧倒的な力の差を見せられた形である。
一般論では 分は悪いかもしれない。
でもオヤヂは行けると信じて応援しているぞ。
「てっぺんを取りに」 剣2号の言葉を信じて応援するのだ。
先鋒 相手はインターハイ出場を決めた個人戦チャンピオンである。
やはり 強い。
2本負け
次鋒 食らいついて終了間際
1本勝ち
中堅 1本負
副将 引き分け以上でないと後がない
頼む 何とか踏ん張ってくれ。
しかし 2本負け 万事休す。
大将 目の前で試合の勝敗が決した剣2号。
それでもお互い取りに行く激しい攻防の戦いは引き分け。
3(5本)-1(1本)で敗戦である。
皆この日のために稽古を積んできているのだ。
力の差を埋めることも逆転することも
そうたやすい事ではない。
松本深志も頑張ってきたが
他も同じように頑張ってきているのだ
届かなかったのが現実である。
試合が終了し
ぼーぜんとしていると
突然あることに気が付いた。
終わりか? 引退か? 高校剣道・・・・
高3の総体
これが終われば即引退なんて事は
百も承知でいるはずなのに
大会前も試合中もそんな事は全くイメージしていなかったのだ。
目の前の勝負・試合にのめりすぎて
この大会にまっしぐらになりすぎて
今日で終わりという事に気が付いた瞬間
涙が一気に出てきてしまったのだ。
今までのことも
終わったばかりの試合のことも
色々が駆け巡って頭がパンクしそうである。
不覚にも 泣けて仕方がないのだ。
神様 せめてもうすこし気の利いた場面を用意してくれよ
最後の最後 ガチの勝負をさせてくれよ
せめて せめて。
いや
実際に戦った選手たちの心中はいかほどか。
一番悔しいのは他でもない彼らだろう
全力で勝負したはずだし
やれることはやってきた結果なのだ
恨み言や泣き言を言う前に
労ってやらねばいけないであろうよ。
お疲れ、よくやった そういうことなのだ。
夢を見させてくれた剣2号
男子も女子もずっと楽しませてくれた
松本深志高校剣道部に感謝。
高校剣道での挑戦に区切りがついた日。
翌日から徐々に剣2号も息を吹き返し
部活の無い生活リズムが始まっている。
オヤヂはしばらく立ち直れず
1週間たってようやく社会復帰出来そうな気配(笑)。
こうやってパソコンに向かいつつ
楽しみを失った気持ちを整理。
親バカと言う人もいるだろうが
そうではない
ただの バカ親 なのだ(笑)。
剣道ネタは 次あるかなぁ?
またお願いします。
平成28年度
長野県高等学校総合体育大会 剣道競技大会
男子個人
1・塩崎(長野日本大学)
2・小間沢(長野商業)
3・大久保(長野商業)
4・今泉(赤穂)
ベスト8
沼田(佐久長聖)
塩野(長野商業)
西澤(長野商業)
吉澤(上伊那農業)
女子個人
1・中村(長野商業)
2・竹入(佐久長聖)
3・中原(塩尻志学館)
4・笠井(佐久長聖)
ベスト8
安田(塩尻志学館)
清滝(長野日本大学)
春日(上田西)
川浦(長野日本大学)
男子団体
1・長野商業
2・長野日本大学
3・松代
4・松商学園
ベスト8
上伊那農業
松本深志
塩尻志学館
屋代
女子団体
1・佐久長聖
2・長野商業
3・松代
4・松商学園
ベスト8
上田西
長野
長野日本大学
松本県ヶ丘
個人:上位2名がインターハイ、8名が北信越大会出場。 団体:優勝校がインターハイ、4校が北信越大会出場。